橋の建設(ケーブル)
BRIDGE-MUSEUM
メインケーブルは直径1m12cm
ケーブルの素線は直径わずか5.23mmですが、この素線を127本束ねたものをケーブルストランドと呼び、そのストランドを290本架け渡してから、さらに円形に整形して束ねたものがメインケーブルになります。その直径は、1,122mm。明石海峡大橋の片側ケーブル1本に使われている素線の本数は36,830本、両側2本のケーブルに使用された全素線の長さは約30万kmで、これは地球7周半に相当します。
ケーブルストランドの架設
素線を束ねたケーブルストランドをキャリアーに取り付けて、ローラー上に引き出し、神戸側から対岸の淡路島側まで1本ずつ架け渡してアンカレイジに定着させてから、順に所定の位置に束ねていって大きなメインケーブルが完成します。