ZONE06

橋の建設(補剛桁)

Construction of Bridge (Stiffening Girders)

橋の建設(補剛桁)

紹介

自動車の荷重を支えているのは、舗装の下にある鋼製の床組です。この床組を「桁」と言い、吊橋の桁を特に「補剛桁」と呼びます。吊橋全体の剛性を補い、道路として機能する路面をつくる重要な役割を担っています。

展示紹介

張り出し架設工法で施工
張り出し架設工法で施工
明石海峡は国際航路なので、1日千数百隻もの船が航行しています。そのため、工事の際に海面を使用するには制限があり、橋の上で、桁部材を順次伸ばしていく「張り出し架設工法」を採用しました。架設しながら前進するトラベラークレーン、橋上へ海面の台船から荷揚げするクレーンなどが活躍した様子が再現されています。
補剛桁の構造模型
補剛桁の構造模型
長大橋は風の影響を受けやすい構造物なので、耐風設計が特に重要な課題でした。風速の程度や風向を変化させるなど、さまざまな耐風安定性に対する風洞試験を繰返し実施して安全性を検証しました。これは、風洞試験のために製作した部分模型です。
ページTOPへ